rekordboxでPhaseをHIDモードで使う理由

Phaseチーム

公開日

2026年7月27日

PhaseがHIDモードでrekordboxにネイティブ対応しました。USBケーブル1本ですぐに認識され、ソフトウェアに新機能が組み込まれています。アップデートは、Phaseをお持ちの方なら誰でも無料です。

この記事では、HIDとは何か、従来のDVSのセットアップと比べて何が変わるのか、そしてなぜrekordboxでPhaseを使うならHIDがベストなのかを解説します。

すでにPhaseでプレイしている方へ。Phaseには、ほとんどのユーザーが気づいていない機能がいくつか隠れています。Phaseの隠れテクニックをチェックして、いくつ知っていたか確かめてみてください。

HIDとは?

HID(Human Interface Device)は、2つの機器がUSBで直接やりとりするための通信プロトコルです。ほかの一般的な接続方式よりも正確なデータを、より速く伝送できるため、タイミングと精度が重要な場面で標準的に使われています。

ノートパソコンにつないだCDJでプレイしたことがあれば、すでにHIDを使っています。CDJがDJソフトウェアを操作するためのプロトコルで、クラブの標準機材がHIDで動いているのには理由があります。

今回の連携で、PhaseはHIDを使い、USBケーブル1本でrekordboxに接続します。Receiverを接続すると、ソフトウェア内にPhase専用のデッキモードが追加され、Phase向けに設計された機能も使えるようになります。

RCAケーブルを使ったオーディオ接続は不要になり、さらに新機能も使えるようになります。

rekordboxでPhaseをHIDモードで使う理由

HIDへの切り替えは、ちょっとした調整ではありません。プレイ中に実際に何が変わるのかを紹介します:

1. セットアップがシンプルに。Phaseを使ういちばん速くて便利な方法です。ReceiverをUSBでノートパソコンに接続すればrekordboxがすぐに認識し、約1分でプレイを始められます。自宅での練習でも、セットの合間にブースに入るときでも、オーディオルーティングの設定やミキサー裏の配線は一切不要です。RCAを使った従来のDVSのセットアップがお好みなら、そちらも引き続きフルサポートしています。

2. パフォーマンスが向上。DVSでは、ターンテーブルの動きはアナログのタイムコード信号として、RCAケーブルを通ってオーディオインターフェースに入り、ソフトウェアで変換・デコードされます。そのたびに、わずかなレイテンシーとノイズが加わります。HIDではそれが一切ありません。Phaseは純粋なデジタルの位置データをrekordboxに直接送ります。その結果、Phaseで実現できる最小のレイテンシー、抜群に安定したトラッキング、そしてごく軽いドラッグから最速のクラブスクラッチまで、あらゆる細かな動きに追従するレスポンスが得られます。CDJがHIDで動いているのも同じ理由です。精度が求められるなら、直接接続に勝るものはありません。

3. rekordboxに組み込まれた専用機能。Phaseが検出されると、以下の機能がすべて自動で有効になります:

  • どのRemoteもどのデッキにも割り当て可能。rekordboxの各ジョグパネルのDVSモードメニューに新しく「WIRELESS」が追加され、「WIRELESS (A)」と「WIRELESS (B)」がReceiverに接続した2台のRemoteに対応します。4デッキ構成のデッキ3と4を含め、どのRemoteでもどのジョグパネルでも操作できます。
  • ジョグパネルにバッテリー残量を表示。各Remoteのバッテリー残量が、普段見ているrekordboxの画面上に直接表示されます。Phase Managerを確認する必要はなく、ミックスに集中できます。
  • トラック終了の通知。トラックの終わりが近づくと、RemoteのLEDストリップが点滅します。スクラッチの最中に波形を確認する必要はもうありません。
  • トラック読み込みアニメーション。デッキに新しいトラックを読み込むと、対応するRemoteのLEDが短く光って知らせてくれます。暗いブースでもプレイの流れを止めない、ちょっとした工夫です。
  • 緊急用INTモード。万が一トラブルが起きても、デッキをINTモードに切り替えれば音楽は止まりません。
rekordboxの画面に表示された「WIRELESS」モードとバッテリー表示

rekordboxでPhaseをHIDモードに設定する方法

この連携は、Phase Essentialで無料アップデートとしてすでに利用できます。また、Phaseは将来を見据えて連携を開発しているため、Phase Proでも対応はすでに完了しています。Phase Proは発売初日からrekordboxのHIDモードに対応します。

セットアップにかかる時間は約1分です。Phase Managerでファームウェアをアップデートし、rekordboxをアップデートして、Receiverを接続し、Remoteを割り当てるだけ。すべて自動で検出され、すぐにプレイを始められます。

こちらの動画で、必要な環境も含めてすべて解説しています:

文章で確認したい方は、rekordbox用のPhaseセットアップページをご覧ください。

準備はいいですか?

すでにPhaseをお持ちでrekordboxでプレイしているなら、HIDが両者をつなぐベストな方法です。アップデートして、接続して、その違いを確かめてください。

まだPhaseをお持ちでない方も、Phase Essentialには14日間の返品・返金保証が付いているので、お手持ちのデッキでHIDの使い心地をリスクなく試せます。迷っている方は、DJたちの声をご覧ください。

連携やDJ環境についてご質問があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。開発したチームが直接お答えします。

初めてのHIDセッションの前に、最後にもうひとつ確認したいのがノートパソコンです。プレイを始めてからトラブルが起きないよう、DJ用ノートパソコンのパフォーマンスと安定性を最適化する方法をチェックしてください。

Phase Club

Phase Clubに参加

新しいコンテンツの公開をお知らせします!ニュースレターに登録すると、限定コンテンツがメールで届きます。

もう一度お試しください。
ご登録が完了しました。
ありがとうございます!送信が完了しました!
フォームの送信中にエラーが発生しました。

関連記事

すべての記事